MACHI SOUND

還暦おやじが感性のままにお邪魔する、私小説か失笑節か、徒然ままにそのままに...

番目の来訪者です。

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奴らの物語

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私は、小学校・中学校と養護学校で学んでいた。

学ぶと言うより、身体の治療が優先で、入退院を繰り返し、

そのおかげで、現在もなんとか歩行ができている。

もちろん、友人達も身体になんらかの問題を抱えた奴らだった。

いわゆる身体障害者と言うやつであるが、

まぁ、どいつもこいつも、なんだかんだと言いながら、

好きなことをして、好きなところへ行き、生きることに貪欲だった。

やがて年齢とともに、ちりぢりになり、

私が音楽に邁進し、よけいに疎遠になっていった。

あれから50年、奴らはどうしているのだろう...

急に症状が悪化し、治療のため入院していた施設の風呂で溺れて、

逝ってしまった奴...

昨年の暮れ、結婚もせずに、独りっきりで倒れて、そのまま逝ってしまった奴。

発見されるまで、そのままだったようだ。

奴は、逝くとき、何を思ったのだろう...苦しかっただろうか...

小学校のとき、私の頭にケガをさせ、血まみれになった私に、

追いかけ回された奴。

血まみれに追いかけられるのである、さぞやビビッたことであろう。

就職してからは、クソまじめに働いて、一番の有望株だったが、

晩年、酒に溺れて、結婚もせず、医者に止められても酒を喰らい、

とうとう、行方不明、音信不通になってしまった...。

最近、ふと晩年について、トシを重ねることについて考える。

奴らが、幸福だったか、不幸だったか、それはわからない。

ただ、奴らは、今でも、私の心の中で、相変わらずである。

冗談を言って、悪態を付いて、遊ぶことに貪欲で、

女子に対しては、からっきしである。

奴らは、ある意味、太く短く生きたのかもしれない。

だから、私は、意地でも唄うのである。

唄いきってやるのだ...。

ほんまほんま。
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