朝から尾籠な話で申し訳ない。
私は、どうも「うんこ」の話になると愉快になる。
マンガ「アラレちゃん」で、主人公がウンコをツンツンするシーンなぞ、
妙に和んでしまうのである。
何故か郷愁をかんじるのである。変態かもしれない。
またぞろ、子どもの頃の話しになるが、
あの頃、ウンコはそこいらにころがっていた。
野良犬・野良猫が闊歩していた時代だし、
そもそも、家のトイレがぽっとん式で、
畑の肥料は、それを利用していたのだろう。
定期的にやって来て、それを汲み上げるバキュームカーは、
すごい臭いとともに、そのバキューム力に、
ある種の畏怖を感じていたぐらいである。
定期的と言えば、ロバのパン屋さんがやって来たのを記憶している。
当初は、本物のロバが販売車を牽引し、子どもらの人気であった。
で、そのロバが時折、りっぱなウンコをするのである。
もう、子どもらは大騒ぎであった。
いつの間にやら、ロバはいなくなり、販売車は自動車になってしまい、
そのロバのパン屋さんも無くなってしまった。
あのロバは何処へ行ってしまったのだろうか...。
友達が、そんなウンコを誤って踏んづけてしまったときの、
あの、妙な快感はなんだったのだろうか...。
今時の人が聞けば、眉をひそめそうな話だが、
当時は、概ね、そんな緩い時代だったのだ。
だからと言う訳なのかどうか、
ウンコの話や道端で犬が神妙な顔をして、
きばっている姿を発見すると、
嬉しくなってしまう私は、やっぱり、変態か...。
にしても「うんこ」は、健康のバロメーターでもある。
そうバカにするものではないと思う。
追記...小学校の頃(昔の話である)、検便はマッチ箱に実物を入れて来た。
ある友達が、どう勘違いしたのか、その箱にあふれんばかりに、
ウンコを満杯にしてきたのである。
もう、その時の教室の狂喜乱舞は、ご想像いただきたい。