MACHI SOUND

還暦おやじが感性のままにお邪魔する、私小説か失笑節か、徒然ままにそのままに...

番目の来訪者です。

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テーマ...「死」

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私は一度...いや、二度ほど死んだ。

心臓発作による心停止、いわゆる仮死状態である。

たまたま夕食後、すぐそばに嫁がいたので救急搬送と相成ったが、

皆が寝静まった頃、あるいは車の運転中にそれが起こったなら、

おそらく、りっぱに死んでいただろう。

運転中に意識が無くなっていたなら、他人様を巻き込んでの、

大惨事になっていたかもしれない。

まさに、九死に一生を得たのである。

自宅で一回、救急車で一回、仮死状態になったのだが、

その瞬間の私は、妙な処にいた。

景色は、テレビのノイズ状態のようで、ジャージャーと、

そして私を中心に、辺り一面、話し声が飛び交っていた。

ペラペラペラといった感じで、どれ一つ聞き取ることができなかった。

ひょっとして、私の一生分の映像がビデオの早回しの如くだったのだろうか。

ジャージャーペラペラ...賑やかなことである。

病院では、医師たちが大騒ぎ、

しかし本人は、至って冷静で、まったく死ぬ気はなかった。

あちらから、追い返されたとでも思っていたのかもしれない。

周りの心配を余所に暢気なものである。

以来、私は「死」について、少し考え方が変わった。

それまでは、冷たくて、恐ろしいものと一方的に思っていたが、

最近では、淡々と、それを受けとめるようになった。

人はいずれ死ぬ、必ず死ぬのである。

今、話題の黒ずくめで、やたらと首を切る男、

元、イギリスのラッパーかホッパーかしらないけれど、

きっとろくな死に方はしないだろう。

案外に地獄はあるのかもしれないのだから...。




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